ダックスフンドは、スタンダード、ミニチュア、カニンヘンの3種がありますが、
毛の種類でもスムース、ロング、ワイヤーと3種に分けられます。
それぞれに性格が異なりますが、
元々は優秀な狩猟犬で、その性質は受け継がれています。
スダンダードダックスフンドは、最も狩猟犬としての性格を持った犬です。
人懐こく、明るい性格で、主人にとても忠実です。
独立心もありますが、主人に甘えるのが好きです。
吼え声が大きいのは、主人に獲物を教える為で、狩猟犬の性質が残っています。
ロングの場合は、スパニエル系が入っている為か、
もう少し穏やかな性格でやはり甘えん坊です。
ワイヤーは、テリア系が入っていて、気が強いのですが
社交的な性格で明るく、好奇心旺盛です。
ミニチュアも毛質によって性格が違ってきますが、
ほぼスタンダードと変わらないようです。
カニンヘンは、ダックスの中で一番小さい種類なのですが、一番活発でもあります。
運動量は大変多く、落ち着きがないように思われがちですが、
警戒心も強いので小さくても立派に番犬になってくれます。
ダックスフンドは、攻撃的ではありませんが、
好奇心旺盛で何でも臭いを嗅ぎまくります。
また、音にも敏感で、知らない人や子供など、
急に吼える事もありますので注意しましょう。
また、比較的飼い易い性格の犬ですから、
躾けをきちんとすると、問題行動は起こしません。
シーズー
パグ
ジャックラッセルテリア
ボストンテリア
ビーグル
ダックスフンドは、短足胴長のとても愛嬌のある体系をしています。
顔は細長く、垂れ耳で、尾は長く、
大きな目が印象的な、とても愛くるしい顔をした犬です。
体高は21〜27センチ、体重は4.8〜14.5`が標準です。
ダックスフンドは、ドイツ原産で別名アライグマ犬と呼ばれ、
アライグマ猟に使われていた狩猟犬です。
ダックス特有の体系も、土中や地上の臭いを
嗅ぎ取っていくのに合った体系なんですね。
最近では、ミニチュア・ダックスフンドがペットとして人気がありますね。
他にも、スタンダード、カニンヘンがありますし、
毛質で分けるとスムース、ロング、ワイヤーがあります。
ダックスフンドは、スタンダードの短毛が基本だそうで、
毛の質によって性格も違ってきます。
交配する時の犬種の性格が入っているのでしょうね。
スタンダードは、体重9〜12キロ、ミニチュアは4.8〜5.0キロ、
カニンヘンは3.2〜3.5キロが理想とされています。
ダックスフンドの毛色は、かなりバリエーションが豊富ですが、
基本カラーは、レッド、ブラックタン、チョコレートタン、
ダップル、ブリンドルとなっています。
単色、斑模様などがあり、毛質によってそれぞれに性格が違ってきます。
顔が可愛くて愛嬌があり、毛色も豊富、性格も様々で
短足胴長のダックスフンドは、みんなに愛される犬種です。
パピヨン
ミニチュアシュナウザー
マルチーズ
キャバリア
ラブラドールレトリーバー
ダックスフンドが、現在のような犬種として定着したのは極最近のようです。
しかし、彼等の歴史は古く、起源は中世ヨーロッパではないかと思われます。
ダックスフンドは、ドイツ原産の犬でアライグマ猟に使われていた狩猟犬です。
ドイツ語で、ダックスはアライグマを、フンドは犬を表します。
因みに、ドイツ語ではダックスフント、と発音します。
また、現地ではテッカルとも呼ばれています。
ダックスフンドの短足胴長の愛嬌のある体系は、
地中や地上の獲物の臭いを嗅ぐのに最適な体系なんですね。
また、嗅覚も非常に優れている為、地中の獲物の臭いも嗅ぎ分けます。
穴を掘り、地中に入り込んで獲物を捕まえます。
ダックスフンドの原種は、フランスやスイスのハウンド系の犬が、
オーストリアやドイツの山岳地帯に住む犬と
交雑するうちに生まれたと言われています。
今よりも体も大きく、テッケルと呼ばれていました。
古代エジプトのファラオに愛された犬が、非常にダックスフンドに似ている事、
その犬がテカルと呼ばれていた事から、起源はエジプトと考える説もあります。
現在のダックスフンドは、猟の盛んになってきた12〜13世紀頃、
猟に適した体系に改良されて犬種として固定された物です。
16世紀には、ミニチュアもいたという事ですが、
固定されたのは19世紀に入ってからの事です。
ロングやワイヤーのダックスフンドが作出されたのは15世紀で、
カニンヘンダックスフンドもこの頃作出されたようです。
様々な犬との交雑の結果、現在のダックスフンドの祖先が出来、
その後の交配によって現在のダックスフンド種が固定されたのですね。
ペットの要素が濃くなっているダックスフンドですが、
非常に優秀な狩猟犬の遺伝子を持った犬種です。
ヨークシャーテリア
柴犬
フレンチブルドッグ
コーギー
ゴールデンレトリーバー
ダックスフンドは、短足胴長で、非常に愛嬌のある可愛い体型をしています。
しかし、その為に、罹り易い病気があります。
飼い主さんは、よく知っておいて注意してあげましょう。
ダックスフンドは、胴が長い為に背骨に負担が掛かっています。
ですから、高いところから飛び降りたり、フローリングで滑ったりすると、
椎間板ヘルニアになる危険があります。
他の犬種よりも、ダックスフンドのの発生率が高いのは体型による物です。
活動的で走り回るのが大好きなダックスフンドを飼う場合には、
床は滑らないような工夫が必要ですし、飛び降りなどは止めさせるようにしましょう。
また、ダックスフンドは垂れ耳ですから、
蒸れたりする為に細菌が繁殖しやすく外耳炎になり易いのです。
定期的に、耳の掃除をして綺麗にしましょう。
自分でするのが怖い場合には、病院でして貰うと安心です。
お散歩で気を付けたい事は、熱中症です。
ダックスフンドは、足が短いので地面との距離が非常に近く、
暑い日などは地面が熱くなるので熱中症になる場合があります。
また、お腹の部分が地面に擦れて傷を作る事もあります。
暑い日は、あまり外に出さないようにし、
地面とノン接触を避ける為にも肥満には注意しましょう。
しかし、ダイエットの為に必要以上に食事制限をして
栄養失調になる犬が増えているそうです。
その為、色々な疾患を発症しています。
ダイエットの場合は、獣医さんの指示の元で行うようにしましょう。
ロングのダックスフンドの場合、毛が長いので、目の疾患に注意をしましょう。
ボーダーコリー
トイプードル
チワワ
ダックスフンド
ポメラニアン